小笠原珈琲 は、現在準備中です。

2021/12/14 11:49

珈琲屋の店長が教える

コーヒーの挽き目


小笠原珈琲店長の小笠原です。

コーヒーの挽き目は
どうしていますか?




豆を購入して挽いてもらう時や
ご自身で豆を挽く時に挽き目を選ぶと思います。


今回はコーヒーと挽き目について
紹介していきたいと思います。

コーヒーの挽き目とは?


コーヒーは豆の状態では
抽出することができません。


豆を砕く(挽く)ことで
コーヒーに触れる面積を大きくすることで
コーヒーを抽出することができます。

ここで大事になるのが
挽き目です。粗くするのか細かくするのかに
よって味は変わります。

また、抽出する器具や味の目指す方向に
よって挽き目が異なります。


コーヒーは豆を砕いて(挽いて)
お湯を注ぐことで淹れることができます。

粒の大きさによって
味の出方に違いが生まれます。

粒が大きいとお湯の流れがスムーズなため
お湯に触れる時間が短くなり
あっさりのした薄めのコーヒーが抽出できます。

逆に粒が小さいとお湯の流れがゆっくりなため
お湯に触れる時間が長くなり
濃厚で濃いめのコーヒーが抽出出来ます。

使用する器具に特徴によって
豆の挽き目を選びましょう。



挽き目の種類

挽き目の種類は4つあります。

粗挽き、中挽き、中細挽き、細挽き
4つです。


粗挽き
 粒の大きさはザラメぐらいの大きさです。
サイフォンやフレンチプレス向きです。
粒が大きいため成分は出にくて
雑味は少ないです。
じっくりと抽出する淹れ方に向いています。


中挽き
 粒の大きさはグラニュー糖くらいの大きさです。
ペーパードリップを淹れるのに最適な挽き目です。
バランスが取れます。


中細挽き 
粒の大きさはグラニュー糖より少し小さめです。
ペーパードリップだとやや濃いめになります。
アイスコーヒーを淹れるのに向いています。


細挽き
粒の大きさは砂糖くらいの大きさです。
粒が小さくお湯が溜まりやすいため
コーヒー成分が多く抽出される。
その分、雑味も出やすいです。
エスプレッソやカフェオレなど濃い目の抽出に
向いています。



抽出方法や目指したい味の方向によって
コーヒーの挽き目は異なります。

ご自身で挽く時やお店で挽いてもらう時は
自分がどう淹れてどの味を目指したいかを
イメージしながら選んでみて下さい!